2024年の最新作から過去の名作、受賞歴まで、クリストファー・ノーラン監督の作品を一挙にご紹介!独創的な視点と映像美で多くの賞に輝くノーラン監督。
クリストファー・ノーラン監督のプロフィールや代表作を通じて、映画界で築き上げた軌跡を振り返っていきましょう。
クリストファー・ノーラン監督のプロフィール
プロフィール
本名 | クリストファー・ジョナサン・ジェームズ・ノーラン |
誕生日 | 1970年7月30日 |
出身 | イギリス/ロンドン |
配偶者 | エマ・トーマス |
ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジを卒業したクリストファー・ノーラン監督は、脚本から監督、製作までを手がける映画製作者です。
彼はシンコピー・フィルムズを率い、制作には長くワーナー・ブラザース・ピクチャーズが関わってきましたが、2023年の『オッペンハイマー』からはユニバーサル・ピクチャーズが製作・配給を担当しています。
子供の頃から8ミリカメラで撮影を始め、1989年には短編『Tarantella』が公共放送で放映され、1999年の長編デビュー作『フォロウィング』で注目を集めました。
2001年の『メメント』では、弟ジョナサン・ノーランの短編を原作にした逆行するストーリーが全米で話題となり、アカデミー脚本賞にもノミネートされました。
2005年から2012年にかけて制作された『ダークナイト トリロジー』では、大成功を収めました。
その後も『インセプション』や『インターステラー』、さらには『TENET テネット』といったオリジナル作品に挑戦。
実話を基にした『ダンケルク』ではアカデミー監督賞に初ノミネートされ、2023年の『オッペンハイマー』では作品賞を含む7冠を獲得するという偉業を成し遂げました。
ダークナイト トリロジーとは?
クリストファー・ノーラン監督による三部作『ダークナイト トリロジー』は、「ノーランバース」とも呼ばれ、アメコミヒーローのバットマンを新たに描いた作品です。
『バットマン ビギンズ』(2005年)、『ダークナイト』(2008年)、『ダークナイト ライジング』(2012年)の3作から構成され、全世界で24億ドル以上の興行収入を記録。
photo by eiga.com
リアルで重厚な世界観が評価され、今や「映画史に残る名作」として広く語り継がれている作品です。
クリストファー・ノーラン監督の独自の映像表現
クリストファー・ノーラン監督はインターネット嫌いを公言し、『インターステラー』ではパソコンや携帯電話を排除。彼は「ネットが本を読む習慣を奪った」と述べ、書物の重要性を強調しています。
『ダークナイト』では実際のビルを爆破し、『インターステラー』ではIMAXカメラを搭載したジェット機で成層圏の映像を撮影しました。
ノーラン監督は、IMAXを長編映画に初めて導入し、フィルム撮影に対する強いこだわりを持っています。
超大作でありながらオリジナル脚本が多く、作家主義と大作主義の両立に成功した監督とされています。
受賞歴
ロッテルダム国際映画祭:タイガーアワード
ロサンゼルス映画批評家協会賞:脚本賞
放送映画批評家協会賞:オリジナル脚本賞
MTVムービー&TVアワード:新人監督賞
AFI賞:脚本賞
放送映画批評家協会賞:アクション映画賞
日本アカデミー賞:最優秀外国語作品賞
ブルーリボン賞:外国作品賞
放送映画批評家協会賞:アクション映画賞
放送映画批評家協会賞:SF/ホラー映画賞
アカデミー賞:作品賞、監督賞
ニューヨーク映画批評家協会賞:監督賞
放送映画批評家協会賞:監督賞
英国アカデミー賞:作品賞、監督賞
ゴールデングローブ賞:監督賞
photo by eiga.com
クリストファー・ノーラン監督作品一覧
クリストファー・ノーラン監督が手掛けた長編作品を年代順にまとめました。
- フォロウィング(1998)
- メメント(2000)
- インソムニア(2002)
- バットマン ビギンズ(2005)
- プレステージ(2006)
- ダークナイト(2008)
- インセプション(2010)
- ダークナイト ライジング(2012)
- インターステラー(2014)
- ダンケルク(2017)
- TENET テネット(2020)
- オッペンハイマー(2023)
『インターステラー』10周年!IMAX再上映決定
クリストファー・ノーラン監督の名作『インターステラー』が、なんと公開10周年を迎えてIMAXスクリーンに再登場します!
2024年11月22日からの再上映が決定し、これは宇宙と時間の壮大な旅を再び体感できる絶好の機会です。
10年前にこの作品を楽しんだ方も、今回が初めての方も、IMAXならではの圧倒的な映像美と臨場感あふれる音響をぜひ劇場で味わってみてください。
ノーラン監督の卓越した演出が生み出す感動を、再び体験するチャンスをお見逃しなく!