クエンティン・タランティーノ監督の不朽の名作「キル・ビル」シリーズに主演した女優のユマ・サーマン。この映画では、かつて裏社会で史上最強の女性エージェントと呼ばれたザ・ブライド役を見事な存在感と堅実な演技力で演じています。
彼女の主な出演映画には、「パルプ・フィクション」や「キル・ビル」シリーズ以外にも、様々なジャンルの作品に出演しています。このブログでは、ユマ・サーマンについて、プロフィールや結婚歴、主な出演映画作品について調べてみました。
ユマ・サーマンのプロフィール
本名 | ユマ・サーマン(Uma Karuna Thurman) |
誕生日 | 1970年 4月29日 |
出身 | マサチューセッツ州ボストン |
受賞歴 | ⚫︎2002年ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミニシリーズ/テレビ映画) 「ユマ・サーマンの運命の人を探して」 |
「光」「輝き」を意味する「ユマ」という名は、ヒンドゥー教の女神にも由来するのだそう。父親は東洋哲学の大学教授であり、母親はスウェーデン出身の精神分析医です。16歳の時、彼女は単身でニューヨークに渡り、プロフェッショナル・チルドレンズ・スクールで演技を学びました。その後、モデルとしての仕事を続けながらヨーロッパを巡り、女優としての道を志しました。 1987年には映画「ミッドナイト・ガール」でデビューを果たし、翌年にはテリー・ギリアム監督作品「バロン」で女神の役を演じ、その神秘的な輝きが「危険な関係」でも注目を集めました。
1990年にはフィリップ・カウフマン監督の「ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女」での演技が評論家から絶賛され、その後も続々と話題の大作に出演し、一流の女優としての地位を確立しました。1994年公開の「パルプ・フィクション」でアカデミー助演女優賞にノミネート。2002年にはHBO制作のテレビドラマ「ユマ・サーマンの運命の人を探して」で主演を務め、ゴールデングローブ賞ミニシリーズ・テレビ映画部門で主演女優賞を受賞しました。
映画「パルプ・フィクション」では、トレードマークの金髪を黒に染め、ギャングのボスの妻役(ミア・ウォレスト)で魅惑的で美しい姿がとても印象に残っています。
ユマ・サーマンの結婚歴
1990年に「ロビンフッド」で共演した俳優のゲイリー・オールドマンと電撃結婚しましたが、2年後に離婚。その後、「ガタカ」で共演した俳優のイーサン・ホークと1998年に結婚し、2子(マヤ・ホーク、レヴォン・ホーク)をもうけましたが、2003年にイーサン・ホークの浮気が発覚し、2004年に離婚しています。
その後、2008年6月にスイスの大富豪であるアーパッド・ブッソン氏と婚約、2012年7月に第3子(ルナ・サーマン)を出産しましたが、2014年に破局。ルナ・サーマンの親権争いが長引き、2017年に決着がついたと報じられました。
ユマ・サーマンの主な出演映画作品
- ミッドナイト・ガール(1987)
- バロン(1988)
- 危険な関係(1988)
- ロビン・フッド(1991)
- カウガール・ブルース(1993)
- パルプ・フィクション(1994)
- 好きと言えなくて(1996)
- ガタカ(1997)
- バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲(1997)
- レ・ミゼラブル(1998)
- アベンジャーズ(1998)
- ギター弾きの恋(1999)
- チェルシーホテル(2001)
- キル・ビル Vol.1(2003)
- プロデューサーズ(2005)
- Gガール 破壊的な彼女(2006)
- New York 結婚狂騒曲(2008)
- ムービー43(2013)
- 二ツ星の料理人(2015)
- グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告(2020)
- 赤と白とロイヤルブルー(2023)
ユマ・サーマン出演映画で、オススメの映画を3本選ぶとしたら、「パルプ・フィクション」、「ガタカ」、「アベンジャーズ」です。この3本のユマ・サーマンはどれも全く違う役柄ですが、それぞれ魅力があり、オススメの映画です。